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FXと株の違いを比較!投資素人におすすめなのはどっち?

      2018/05/30

FXは投資の一種であり、投資には幾つもの種類があります。

有名なものでは「株」が挙げられ、多くの方が実際に投資を行っています。 この記事では、「FX」、「株」、「先物取引」、「投資信託」、「仮想通貨」の仕組みと、その中でも個人投資家の方に人気のある「FX」と「株」の比較についてご説明致します。

5種類の投資について

投資には幾つも種類がありますが、この場では下記の5つについてご説明致します。

まず、「FX」についてご紹介致します。

FXの仕組み

「FX」は「外国為替証拠金取引」を行います。

「FX」につきましては、「FXとは何なのか?初心者の方にもわかりやすく必要知識を解説 」の記事に記載しておりますので、お手数をお掛け致しますがそちらをご覧ください。

株の仕組み

「株」は正式には「株式」といい、「株式会社」が資金を集めるために発行します。 投資を行いますとその企業の「株主」となり、「配当金」の受け取りや、「株主優待」が受けられます(方針などに意見することもできます)。 株の仕組み また、株は売却することもでき、株価が上がった際に売却することで、差益を得られます。 株式の売却 株では配当金や株主優待を得ることを「インカムゲイン」、売却によって利益を得ることを「キャピタルゲイン」といいます。

多くの場合大きなリターン(投資収益)が得られるのは、「キャピタルゲイン」です。

先物取引の仕組み

「先物取引」は、商品の将来的な値上がりや値下がりを予想して売買を行います。 この点は「株」と似ておりますが、「先物取引」は将来に目的の物を売買します。 約束した期日に約束した金額で売買し、期日前であれば、購入した商品を自由に転売したり買い戻したりできます。 下記は先物取引の「買い」の例です。

【「買い」の例】

Aさんが3ヶ月後に大豆を「1kg = 500円」で100kg購入する約束をしました。

2ヶ月後、大豆は「1kg = 700円」に急騰し、そこにBさんが大豆を購入したいと申し出ました。

Aさんは大豆の売主の方に仲介してもらい、Bさんに100kgの大豆を「700円 × 100kg = 70,000円」で売却できました。

Aさんは「500円 × 100kg = 50,000円」で大豆を購入すると約束しておりましたので、「20,000円」の差益を受け取れます。

先物取引の買い また、先物取引は仕組み上、「売り」からスタートすることもできます。

【「売り」の例】

3ヶ月前にトウモロコシの現物を「1t = 23,000円」で「100t」購入し、同時に「1t = 23,000円」で売り注文をしました。

3ヶ月後「1t = 20,000円」に価格が値下がりし、「3,000円(下がった価格) × 100t = 300,000円」の損失となりますが、購入と同時に先物市場で売り注文していたため、下落した価格でトウモロコシを買戻します。

買戻すことで「3,000円 × 100t = 300,000円」の利益を得られ、損失「300,000円」を相殺できます。

先物取引の売り

※上記の2つの例につきましては、手数料などは考慮されておりません。

投資信託の仕組み

「投資信託」は、他の投資とは決定的に異なる点があります。 それは、専門家に投資し、銘柄選びや運用を全て専門家にお任せし、そこから生じた利益が分配されるという点です。 投資信託では、投資家の方から集めたお金を1つにまとめて資金とし、運用の専門家(ファンドマネージャー)が株式や債券などに投資します。 収益が出たら、その利益を投資家の方に分配します。 投資信託の仕組み ただし、専門家の方であっても、必ず利益が生じる訳ではありません。

生じた損益は、投資額に応じて投資家の方々に帰属します。

仮想通貨の仕組み

「仮想通貨」は、現在勢いがあります。 仮想通貨はインターネット上に存在する通貨で、紙幣や貨幣のような形がありません。 仮想通貨は法定通貨と換金性がありますので、法定通貨を仮想通貨に、仮想通貨を法定通貨に交換できます。 仮想通貨は需要と共有によって値動きしますので、それを利用することで利益が出ます。 仮想通貨の仕組み なお、最近ではビットコインの仮想通貨取引所にハッカーによる不正侵入があり、安全面に疑問をお持ちの方もいらっしゃいます。 しかし、現在では大きく値上がりしているのも事実ですので、投資家の方に注目されている投資でもあります。

FXと株の10の違いを比較

上記までが5つの投資の仕組みとなります。 次は、個人投資家の方に人気が高い「株」と「FX」について比較していきます。 2つの違いを比較しますと、下記のようになります。

  FX
投資対象 各国通貨 個別企業
投資対象の数 最大50種類程度 4,000社以上
必要な知識 世界経済、情勢、通貨(金利や価値)知識など 企業、景気、財務、会計など
取引時間 平日
24時間
平日
9時~11時半
12時半~15時
(日本の証券取引所の場合)
レバレッジ 最大で25倍 信用取引時に最大で3.3倍
必要資金 数千円~ 数万円~
値動きの幅 年間で1%~30%程度 年間で1~100倍になる可能性あり
売買以外の利益 スワップポイント 配当金、株主優待
確定申告の必要 原則として必要 特定口座など以外は必要
税金 損益通算が可能 損益通算が可能
複数の特例あり

上記につきましては、次の項目から1つずつご説明致します。

銘柄など投資対象を比較

FXと株では、投資対象が異なります。 FXは「各国の通貨」に、株式は「企業が発行する株式」に投資します。 どちらも価値が変動しますので、分析が重要となります。

投資対象の数を比較

投資対象の数は、FXが最大で「50種類程度」であるのに対し、株式は「4,000以上」の銘柄が存在します(投資対象はFX会社や証券会社によって数が異なります)。 FXは種類が少ないため分析の手間が減りますが、株は銘柄が多いため企業分析に手間がかかります。 その分株は選択肢が多く、価格が高騰する銘柄が存在する可能性もあります。

必要な知識を比較

FXは世界経済や情勢、通貨についての知識などが必要です。 FXは外国為替証拠金取引を行いますので、各国の経済や情勢、通貨の価値や金利に対する知識が重要となります。 一方で株は、企業の知識と将来性、株価の価格が相当か判断するための知識が必要です。 株価は企業の業績などが影響しますので、企業の知識はもちろん、競合企業や新しい企業の知識が必要となります。 また、価格が妥当であるか判断するには、財務や会計の知識も必要です。

取引時間を比較

FXは「平日24時間」取引可能ですが、株(日本の証券取引所)は「平日の9時~11時半(前場)と12時半~15時(後場)」のみです。 自由に取引が行えるFXに対し、株は制限が大きいですが、夜間取引などが有効活用できれば大きなデメリットにはなりません。

値動きの幅を比較

FXは最大で年間「30%程度」の値動きですが、株式は最大で価値が「100倍」になることもあります。 値動きは株のほうが大きいですが、その分失敗時の損失はFXのほうが少なくなりやすいです。

レバレッジを比較

FXは最大で「25倍」、株は信用取引時に最大で「3.3倍」のレバレッジで取引できます。 (株の信用取引とは、担保として保証金を証券会社に預け、証券会社からお金を借りて行う取引のことです) 高いレバレッジを設定しますと、利益が大きくなり、小額の資金でも始められるというメリットがあります。

必要資金を比較

FXは「数千円~」、株は「数万円~」始められます。 最低取引単位が「1,000通貨」のFX業者と、最低取引単位が「1,000株」の企業の場合では、下記の資金が必要です。 (FXは「1ドル = 110円」、株は時価「330円」で計算しております)

FX 110円 × 1,000通貨 = 110,000円
330円 × 1,000株 = 330,000円

ただし、FXと株(信用取引のみ)には、レバレッジがあります。 レバレッジを利用すれば、上記より少ない保証金(証拠金)で取引を行えます。 (下記は最大レバレッジをかけた場合です)

FX 110,000円 ÷ 25 = 4,400円
株式 330,000円 ÷ 3.3 = 100,000円

上記のように、小額の保証金で取引できますが、高レバレッジでの取引は初心者の方にとってリスクが高いです。

売買以外の利益を比較

FXは「スワップポイント」、株は「配当金」、「株主優待」があります。 FXのスワップポイントにつきましては、お手数をお掛け致しますが、「FXとは何なのか?初心者の方にもわかりやすく必要知識を解説 」の記事にあります「スワップポイントについて」の項目をご覧ください。 株は「配当金」と「株主優待(株数によって優待量が変わります)」が得られます。 配当金は、下記のようにして計算します。 株価が「1,300円」、配当金が年間「10円」、お持ちの株数が「100株」、年間2回の受け取りであれば、下記のようになります。

配当金の金額 中間配当
10円 × 100株 × = 1,000円
期末配当
10円 × 100株 × = 1,000円
配当利回り 2,000円 ÷ 130,000円(株価 × 株数) × 100 = 1.538…

確定申告面の比較

FXや株で確定申告が必要となるのは、FXや株の利益が「20万円(他の収入がなく、年収が2,000万円以下の方)」を超えている場合です。 株は上記に加えて、下記の場合も確定申告は不要です。

  • 源泉徴収のある特定口座で取引されている場合
  • NISA口座を利用していらっしゃる場合(年間120万円まで利益や配当金が非課税)

税金面の比較

FXと株の税率などにつきましては、下記のようになります。

  FX
所得の種類 雑所得
(売買による損益とスワップポイントの合計額)
売買の利益
譲渡所得
配当の利益
配当所得
課税方法 申告分離課税 譲渡所得
申告分離課税
配当所得
源泉徴収課税
税率 20.315%
(所得税15.315%、住民税5%)

※株式の場合は、どちらの所得も上記の税率です。

上記だけでは税金面に大きく違いはないように見えますが、FXと株では特例に大きな差があります。 FXは譲渡損失が生じた際に、他の「先物取引に係る雑所得等」の金額との損益通算が可能です(一定の要件の下、繰越控除も可能です)。 株式につきましては、下記の6つの特例があります。

  1. 特定口座制度
  2. 上場株式等に係る譲渡損失と上場株式等に係る配当所得等との損益通算
  3. 上場株式等に係る譲渡損失の繰越控除
  4. 特定管理株式等が価値を失った場合の株式等に係る譲渡所得の課税の特例
  5. 非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得及び譲渡所得等の非課税措置(NISA)
  6. 未成年者口座内の少額上場株式等に係る配当所得及び譲渡所得等の非課税措置(ジュニアNISA)

個人投資家の方におすすめの投資

上記までがFXと株の比較となります。 下記の項目から素人の個人投資家の方が始められた場合の「難易度」や「利益」に注目して更に比較していきます。 ただし、難易度や利益の出やすさは、取引スタイルなどによって大きく異なります。 その点を踏まえた上で、総合的に比較をしてください。

素人に難易度が高いのはどっち?

FXは下記のような方には、難易度が高いです。

  • リアルタイムに変わる為替レートがストレスとなる方
  • テクニカル分析が苦手である方
  • 高レバレッジによる取引が目的の方

株は下記のような方には、難易度が高いです。

  • 企業分析が苦手、又は好きではない方
  • 投資対象が少ないほうがいいという方
  • 取引時間が限定されないほうがいいという方

また、株式では「インサイダー取引」と呼ばれる行為が行われることがあります。 「インサイダー取引」とは、会社関係者の方が会社の重要な内部情報を知り、それが公表される前に株式の売買を行う行為のことです。 違法行為であり規制もされておりますが、完全に防止されてはおりません。 FXには仕組み上殆どインサイダー取引はなく、その点では素人の方でも安心できます。

利益が出るのはFXと株のどっち?

FXと株のどっちのほうが利益を出しやすいか、という点でお悩みの方も多いのではないでしょうか? 利益が出るほうを断定するのは難しいですが、単純に値動きが大きいのは「株」のほうです。 株式は1年後に株価が「100倍」になる企業もあり、上手く取引すれば高い利益が見込めます。 値動き以外の点から見ていきますと、FXは高いレバレッジを設定できますので、その分成功時には大きな利益を出すことも可能です。 いずれにしても、取引スタイルや知識、得意分野によるのも事実ですので、総合的に踏まえてお考えください。

まとめ

投資には幾つもの種類があり、それぞれで特徴があります。 「FX」、「株」、「先物取引」、「投資信託」、「仮想通貨」にも特徴があり、仕組みも異なります。 上記の中でも「FX」や「株」は個人投資家の方に人気があり、どちらかを始められる方も多くいらっしゃいます。 どっちのほうがおすすめと断言するのは難しく、取引スタイルなどから相性のいいほうを選ぶ必要があります。

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