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FX取引でメガオーダー情報を確認する理由と実際の活用方法

   

FXで重要となる為替相場は、国の経済状況や政治などでも変動します。

なお、為替相場に影響を及ぼす要因は他にもあり、投資家の方々のオーダー状況などもその中の1つです。

FXで利益を出すためには、このようなオーダー状況などにも意識が必要です。

特に、メガオーダーと呼ばれる情報は、為替相場に大きな影響を及ぼす場合もあります。

この項目では、FXのメガオーダーについてご説明致します。

FXで重要なメガオーダーとは

FXでは相場の変動を読んで注文を行うため、ある一定のラインに対して注文が集中するといった状況が起こるケースがあります。

このような状況は「メガオーダー(大口の注文・インターバンクオーダー)」と呼ばれ、主に機関投資家などの注文情報となります。

機関投資家とは、大量の資金を使って株式や債券で運用を行う大口投資家を指し、主に下記のような機関が分類されます。

  • 投資顧問会社
  • 生命保険会社
  • 損害保険会社
  • 普通銀行
  • 信託銀行
  • 投資銀行
  • 証券会社
  • 投資信託会社
  • 年金基金
  • 信用金庫
  • 共済組合
  • 農協
  • 政府系金融機関
など

これら以外にも、ヘッジファンドやバイアウト・ファンド、投資ファンドなども分類されます。

メガオーダーで市場規模を知る重要性

相場が損切りポイントに到達しますと、その相場を読んでいたトレーダーの方は、その分有利な価格で売りや買いの新規ポジションを持てます。

その思惑から、機関投資家などを含めた市場参加者が、損切りポイントまで市場価格を操作しようと動くケースが多々あります。

その影響もあり、オーダー情報は、今後の相場を予想する上で大切な情報と言えます。

ただ、これらオーダー情報の情報源はオーダーを入れている機関投資家です。

通常、機関投資家の方は自分のオーダー情報を公開しないため、個人トレーダーの知り得る情報では信憑性がないという意見もあります。

メガオーダー情報で予想した通りに為替の価格が動く場合もありますが、必ずしもその通りには変動しないという点には注意が必要です。

市場オーダーとメガオーダーの違い

FXトレード時のメガオーダーは、オーダー情報から確認ができます。

オーダー情報を確認する際には、市場オーダーとメガオーダーの2種類があります。

この2つには、それほど大きな違いはなく、どちらも注文が集中しているポイントをまとめた情報となります。

メガオーダーは、大口の注文情報という点で、機関投資家の方の注文が集中しているポイントであると言えます。

それに対して、市場オーダーは、その市場に参加している個人も含めた注文情報となるのが通常です。

市場参加者がメガオーダーを意識している場合、メガオーダー情報と市場オーダー情報は自然と似た形となります。

オーダー情報の見方

オーダー情報を確認する際には、その見方についても知っておく必要があります。

オーダー情報は、主に下記のような記載となっており、それぞれ注文状況が記載されております。

この項目では、このようなオーダー情報の見方についてご説明致します。

売り(売り厚め)

「売り」は、その相場水準に売りオーダーが集中している状態です。

例えば、103.00円に「売り」という記載がある場合には、103.00円に売りのオーダーが集中しているという意味となります。

売りのオーダーが集中している際に上値(今までの相場よりも高値)であれば、上昇の勢いが抑制される可能性があります。

また、「売り厚め」と記載がある場合には、売りよりもまとまったオーダーが集中している状態です。

買い(買い厚め)

「買い」は、その相場水準に買いオーダーが集中している状態です。

例えば、103.00円に「買い」という記載がある場合には、103.00円に買いのオーダーが集中しているという意味となります。

買いのオーダーが集中している際に下値(今までの相場よりも安値)であれば、下落の勢いが抑制される可能性があります。

また、「買い厚め」と記載がある場合には、買いよりもまとまったオーダーが集中している状態です。

割り込むとストップロス売り

「割り込むとストップロス売り」は、その相場水準にストップロス(損切り)が集中している状態です。

例えば、103.00円に「割り込むとストップロス売り」という記載がある場合には、103.00円に売りのストップロスが集中しているという意味となります。

このストップロス水準より相場が下がってしまいますと、多くのストップロスが行われ、更に相場が下落する可能性があります。

ロングの買いポジションを保有している方は、特にこの記載に対して注意が必要です。

超えるとストップロス買い

「超えるとストップロス買い」は、その相場水準にストップロス(損切り)が集中している状態です。

例えば、103.00円に「超えるとストップロス買い」という記載がある場合には、103.00円に買いのストップロスが集中しているという意味となります。

このストップロス水準より相場が上がってしまいますと、多くのストップロスが行われ、更に相場が上昇する可能性があります。

ショートの売りポジションを保有している方は、特にこの記載に対して注意が必要です。

断続的にストップロス売り

「断続的にストップロス売り」は、その相場水準から下の価格帯に、継続的に売りのストップロス(損切り)が集中している状態です。

例えば、「103.00円 – 20円」に「断続的にストップロス売り」という記載があった場合には、103.20円から103.00円までの価格帯に売りのストップロスが集中しているという意味となります。

断続的にストップロス売りの記載がある際に、この相場水準を下回った場合、次々と売りのストップロスが行われ、相場が連続的に下落していく可能性があります。

ロングの買いポジションを保有している方は、この記載に対して特に注意が必要です。

断続的にストップロス買い

「断続的にストップロス買い」は、その相場水準から上の価格帯に、継続的に買いのストップロス(損切り)が集中している状態です。

例えば、「103.00円 – 20円」に「断続的にストップロス買い」という記載がある場合には、103.00円から103.20円までの価格帯に買いのストップロスが集中しているという意味となります。

断続的にストップロス買いの記載がある際に、この相場水準を上回った場合、次々と買いのストップロスが行われ、相場が連続的に上昇していく可能性があります。

ショートの売りポジションを保有している方は、この記載に対して特に注意が必要です。

OP○○日NYカット

「OP○○日NYカット」は、ニューヨーク市場で行われる通貨オプションのカットオフタイムのことです。

夏時間は日本時間の23時、冬時間は日本時間の0時にカットオフとなります。

例えば、「103.00円 OP30日NYカット大きめ」という記載がある場合には、30日の0時(夏は23時)に、103円で権利行使となる大きな売買があるという意味となります。

カットオフタイムは権利行使の期限となりますので、方向性がなく、オプションの売買人の思惑により、相場がOP価格に近付く傾向があります。

また、カットオフ前後には、オプションのポジション調整のために相場が大きく動く場合もあります。

オプション(OP)バリア観測

「オプション(OP)バリア観測」は、オプションに対して価格に達したい側と達したくない側が、激しい攻防を繰り返している状態です。

例えば、103.00円に「オプション(OP)バリア観測」という記載がある場合には、103.00円の手前で激しい売りと買いの攻防が繰り広げられております。

オプション(OP)バリア観測がされている場合、相場の上昇・下落がお互いに抑制されやすくなります。

また、OP水準に達した場合には、そのまま攻防に敗れた側のストップロスが集中して起こり、一気に相場が上昇・下落しやすい傾向があります。

ダブル・ノータッチ(DNT)OP

「ダブル・ノータッチ(DNT)OP」は、相場が設定された一定の範囲内(レンジ)に収まる場合、OPの買い手が利益を得られる取引となります。

例えば、「103.00円 – 107.00円 ダブル・ノータッチ(DNT)OP」という記載がある場合には、一定期間内103.00円~107.00円で
相場が収まれば、買い手は支払ったオプション料の数倍の利益を得られ、
相場を超えれば、買い手はOP権利を失うという取引が行われます。

ダブル・ノータッチ(DNT)OPの記載がある場合、相場周辺では価格の上下を制御するために激しい攻防戦が繰り広げられます。

OP水準の範囲を突破しOP権利が消滅しますと、ストップロスが次々と起こり、一気に相場が上昇・下落しやすい傾向があります。

メガオーダーを確認する方法

この項目では、メガオーダー情報を確認する方法についてご説明致します。

メガオーダーの閲覧規制

メガオーダー情報を確認できるサービスに「トレーダーズ・ウェブFX」があります。

トレーダーズ・ウェブFXでは、ドル円、ユーロドルなどのオーダー情報を無料で確認ができますが、ユーロ円などの情報は有料となり閲覧規制が掛かってしまいます。

その他の情報も見たいという方は、月額2,000 円で会員登録をする必要があります。

無料でオーダー情報を確認する方法

トレーダーズ・ウェブFXでは、いくつかのオーダー情報が有料ですが、これらの情報を無料で確認する方法もあります。

それは、「FXi24(「FXWAVE」と「GI24」が統合されたサービス)」や「MarketWin24」などといった為替情報を配信しているサービスを活用する方法です。
(「FXi24」はトレーダーズ・ウェブFXと同じ「DZHフィナンシャルリサーチ」が運営しております)

口座開設を行ったFX会社が「FXi24」や「MarketWin24」などの情報配信を行っている場合、無料で全てのオーダー情報を確認できます。

「FXi24」や「MarketWin24」を確認できるFX会社の一例
FX会社 FXi24 MarketWin24
FXプライムbyGMO
ヒロセ通商 ×
外為どっとコム ×
マネーパートナーズ
マネックス証券
楽天証券 ×
楽天銀行 ×
SBI FXトレード ×
SBI証券 ×
住信SBIネット銀行
GMOクリック証券 ×
FXブロードネット
YJFX! ×
みんなのFX ×
ひまわり証券 ×
外為オンライン
インヴァスト証券 ×
ライブスター証券
JFX ×
マネースクエア ×
岡三オンライン証券
[岡三アクティブFX]
×
FXトレード・フィナンシャル ×
OANDA Japan ×
アイネット証券 ×
セントラル短資FX
上田ハーロー FX ×
新生銀行 ×
ジャパンネット銀行 ×
フィリップ証券 ×
東郷証券 ×
カブドットコム証券 ×
外為ファイネスト ×
※2018年8月時点の情報です

スイングトレードとオーダー情報

スイングトレードなどを行う場合、オーダー情報を見て、今後の相場を予想するケースもあります。

その際には、ストップオーダーの溜まっている部分を確認し、指値と逆指値の注文具合を確認していく必要があります。

スイングトレードなどのように中長期でポジションを保有する場合、長期的に相場の予測が必要となるため、オーダー情報による相場の変動で大きな影響が出るケースもあります。

アップトレンドなどの際の注意点

オーダー情報は、注文が厚い・薄いのみで判断をすると危険なケースもあります。

例えば、オーダー情報を確認し、上値の指値が厚く、下値の指値が薄いと分かったとします。

こう考えますと、将来的にレートが下落気味に動くと考えられますが、チャート自体が下から上昇してきた状態の場合には注意が必要です。

レート自体がアップトレンドの場合、下値に入っていた注文はレート上昇に伴い、順当に行われていっただけという可能性もあります。

この場合、下値のオーダーが薄いのは、ただ単に通常通りに注文がされていき、まだ新しい注文が入っていないからである可能性も出てきます。

これでは、下値の注文が薄くなっているのは当然であり、相場に大きな影響のあるオーダー情報とはいえません。

オーダー情報の確認と相場の予想は、チャートなどの動きにも意識が必要です。

まとめ

為替相場は、各国の経済状況などにも左右されますが、トレーダーの方の注文状況によっても変動します。

特に機関投資家の方が行うメガオーダー(大口の注文)などは、相場に大きな影響を及ぼす可能性があります。

メガオーガーなどのオーダー情報は、トレーダーズ・ウェブFXや各FX会社の情報配信サービスで確認できます。

オーダー情報は、今後の為替相場を予想するために重要となるケースもありますので、ある程度の意識を持っておくことが大切です。

 - FXの相場分析