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FX取引で得られる利益の利回りを計算する方法と平均の値

   

FXは誰もが利益を出せる訳ではなく、時には資金がマイナスとなってしまうケースもあります。

特にトレードを始めたばかりの際には、多くの方が損をしてしまうのが一般的です。

FX取引で実際に得られる利益に決まりはなく、損益は人それぞれ異なります。

この記事では、FXの利回りについてご説明致します。

投資などで使われる利回りの意味

お持ちの資産を運用する際などには、よく「利回り」という言葉を見聞きする機会があります。

投資において利回りは重要で、その値を意識した運用を行うことが大切です。

この項目では、投資などの際によく使われる利回りの意味についてご説明致します。

投資などの際に意識される利回りの説明

投資の際には、元手に対してどの程度の利益を得られるのか把握しておく必要があります。

そのような際に参考とするのが「利回り」です。

利回りとは、投資した資産の価値に対して、どの程度の利益を上げられたかを計算した値です。

利回りは、大抵は1年の平均的な利益から算出されます。

年利○○%などといった表現は、1年に投資資金の何%の利回りとなるかを計算した割合です。

利回りを計算しますと、その投資が自分にとってどの程度の利益となっているかを判断しやすくなります。

利回りを計算する際に必要な費用

FX取引の利回りを計算するためには、様々な費用を把握しておかなくてはなりません。

下記は、利回りを計算する際に必要な費用をまとめたものです。

  • 入金した証拠金の額
  • FX取引で得た損益
  • スワップポイントでえたスワップ益
  • FX利益に関わる税金

入金した証拠金の額

FXの利回りを計算する際には、FX口座に入金をした「証拠金の額」が必要となります。

同じ利回りでも、証拠金が大きいほど最終的な利益も大きくなります。

FX初心者の方は、最初から高額な証拠金を使う必要はないため、ご自身の状態に合った金額で取引を行うようにしてください。

FX取引で得た損益

利回りの計算に必要不可欠なのが、その投資で実際に得た損益の額です。

FXの場合、為替相場の変動を利用して損益を確定します。

為替差損が続き、収支がマイナスとなった場合には、利回りはマイナスとなります。

為替差益が続き収支がプラスとなった場合には、利回りはプラスとなります。

FXでは、刻一刻と為替変動が起こりますので、一定の利益を出すには運用スキルの向上が必要となります。

スワップポイントで得たスワップ益

スワップポイントとは、買った国の通貨と売った国の通貨の金利差を計算し、その分の利息を受け取れるシステムです。

高金利通貨を買い、低金利通貨を売りますと、大きなスワップポイントを受け取れます。

FX取引時の利回りを計算する際には、スワップポイントで得たスワップ益なども計算に含める必要があります。

現在の日本の金利は非常に低いため、高金利通貨との通貨ペアで多くのスワップポイントを得られる状態となっております。

FX利益に関わる税金

FX取引時に利益が出ますと、利益に応じた税金の納付が必要となります。

FX利益に対して必要となる税額は、FX取引高の「20.315%」です。

利回りを計算する際には、出た利益からこの税額を差し引く必要があります。

FXの証拠金から利回りを計算する方法

利回りは、その値が大きいほど元手に対して効率の良い投資を行っている状態となります。

この項目では、FX取引時の利回りを計算する方法についてご説明致します。

FXでの年率リターンの計算式

利回りは、通常は年利として計算をするのが一般的です。

FXで利回りを計算するには、下記の計算式を使います。

上記の項目にはそれぞれ下記の数値を当てはめて計算をします。

FX利益
FX利益とは、1年を通して直接取引で得た為替差益とスワップポイントを合計した金額です。
必要支出
FX取引に関わる税金など、1年を通してFXのために支出した金額の合計です。
FX口座に入金した証拠金
FX取引を行うために、1年を通して口座に入金した証拠金の金額です。
口座に複数回証拠金を入金した場合には、その合計となります。

【計算例】

下記のケースの利回りを計算します。

FX利益
取引で得た為替差益
ドル円の通貨ペアを相場が「130円」の際に「1万通貨」購入し、1年後に「140円」で売却したと仮定します。
この場合の為替差益は、「140万円 – 130万円 = 10万円」となります。
スワップポイント
1日「60円」と仮定します。
この場合のスワップ益は、365日で「21,900円」となります。
為替差益とスワップ益を合計しますと、「121,900円」がFX利益となります。
必要支出
税金計算の際には、課税標準額から1,000円未満切り捨てますので、今回の例では「121,000円」が課税標準額となります。
これにより、必要な税額は「121,900円 × 20.315%(0.20315) = 24,581.15円」となり、実際の納税額は納税確定額から100円未満切り捨てた「24,500円」となります。
FX口座に入金した証拠金
今回は、1年間で「150万円」を使ったとします。

今回の例では、投資資金に対して「約6.4%(四捨五入の場合は6.5%)」の年率リターンがあるという計算となります。

実際のFX利益はいくらとなるか分かりませんので、この例より高い利回りとなる場合も、低い利回りとなる場合もあります。

FXの運用資金と実際の利回りの目標

FX初心者の方が、いきなり高額な運用資金から、高い利回りを実現するのは現実的な目標ではありません。

効果的なトレードスタイルを確立する前に、高額な投資を行ってしまうのは非常に危険です。

いきなりFXで数万円無くしてしまうのと、数百万円無くしてしまうのでは、精神的にも大きな違いがあります。

最初は練習程度に考え、無くなってしまっても再起可能な資金を準備するのが重要です。

その影響で、最初は平均利回りなども低めとなるケースが多く、利回りの低さを気にしないようにトレードする意識も必要です。

この項目では、このようなFXの平均利回りなどについてご説明致します。

FXで重要となる平均利回りの値

FXなどの投資において、最初に利回りの目標を立てるのは重要です。

ただ、その目標があまりに非現実な場合、達成できず気持ちが滅入ってしまう可能性もあります。

FXは、全体の10%しか利益が出ていないとも言われる投資です。

その中で、いきなり利回り100%などという目標を立ててしまっては、達成できないのが普通です。

また、本当に1年目で利回り100%を実現できたとしても、その翌年にマイナスとなってしまっては効果的な投資とは言えません。

安定したトレード成果を上げるためには、一時的な利回りではなく「平均利回り」の割合を上げていくことが大切です。

FX初心者の方が堅実な運用を目指す場合には、平均年利を「3~10%」程度と決め、慣れるまで様子を見るのが効果的です。

この場合、証拠金が100万円なら「3~10万円」程度の利益が出れば目標を達成できます。

プロのFXトレーダーの方は、平均利回り30%や60%以上もざらですが、初心者の方はゆっくりと利回りの実現をしていくのが無難です。

レバレッジを設定する場合の利回りと利益

利回りを考えていく上で、忘れてはならないのがレバレッジです。

レバレッジを高く設定しますと、全く同じ取引を行った場合でも、利益の額に大きな差が出ます。

例えば、100万円の投資資金で利益「10万円」を出せた場合には、利回りは10%です。

それと全く同じ取引をレバレッジ10倍で行った場合、単純に利益は10倍の「100万円」となります。

この場合は、利回りも10倍の「100%」となります。

このように、レバレッジを上手く活用しますと、実際の利回りを大幅に増やせます。

しかし、これは損失が出た場合も同じで、本来10万円の損失が出た場合には「100万円」の損失が出てしまう結果となります。

ハイレバレッジ取引を行いますと簡単に利回りを増やせますが、反対に損失も跳ね上がらせる行為であるという点には注意が必要です。

FX初心者の方は、ハイリスク・ハイリターン取引よりも、低いレバレッジで取引の練習を行うのが無難です。

FXでの実際の利回りと理想の目標

FX取引に慣れてきて、最初に立てた平均利回りを実現できた場合、目標利回りを上げていく必要があります。

利回りを上げるためには、投資資金の金額に対して、得られる利益を高めていかなくてはなりません。

FXで得られる利益を増やす方法は、
レバレッジを高める、
取引通貨数を増やす
など、いくつかの方法があります。

慎重な取引を行いたい方は、強制ロスカットの様子を見つつ、段々と
レバレッジを増やしていく、又は
取引通貨数自体を増やすというのが効果的です。

どうしても強制ロスカットが怖いという場合には、レバレッジや取引量を増やすのと同時に、証拠金の額を増やしていくという方法もあります。

この場合、利回りを高める効果は薄まってしまいますが、利益はその分増えていくため、強制ロスカットを抑えつつ利益を増やせるようになります。

FXでの利回りの目標と月の利益

FX取引では毎月決まった利益が出る訳ではありませんが、月平均でいくら程度の利益が出ないと、年利が目標に達さないかを計算しておくのも重要です。

例えば、投資資金「100万円」で年利を「10%」と決めた場合、1年間で「10万円」の利益を出せば目標に達します。

これは月に換算しますと、「1万円弱」程度の利益が出れば達成できるという計算となります。

このように月の最低利益を計算しておきますと、その目標を目指してトレードを行えます。

最初の月に1万円の損失が出たため、それ以降の月でそれを取り返すなど、実際の損益関係を把握する際にも役立ちます。

FXで年利10%の利回りを実現するのは簡単ではありませんが、このように月々の目標を把握できるだけで、必要な利益の実感は湧きやすくなります。

システムトレードで期待できる利回り

近年、FXの自動売買ができるシステムトレードが注目されてきております。

システムトレードでは、定められたトレードルールに基づき、機械的にFX取引が行われます。

システムトレードと聞いて、多くの方が気になるのが、どの程度の損益が出るのかという部分かもしれません。

この項目では、FXのシステムトレードで、どの程度の利回りを実現できるのかについてご説明致します。

システムトレードの利回り

FXのシステムトレードでは、確実にどの程度の利益が出るという指標はありません。

実際、システムトレードで利益が出続ける、損失が出続けるのはどちらも稀で、実際は利益と損失を繰り返したトレードが行われる場合が殆どです。

その影響もあり、明確な利回りの割合を計算するのは難しいのが現状です。

現在好調に利益が出ている場合でも、将来的には大きな損失が出てしまうケースもあります。

同じシステムを使った自動売買でも、人によって利回りが異なる場合もあり、一概に何%とは言えません。

米国債の利回りが与える影響

現在、米国債の利回りとドル円相場には、大きな関係があると言われております。

その影響で、ドル円などで取引を行う方は、米国債などの動きにも意識をする必要があります。

この項目では、米国債とドル円相場の関係性などについてご説明致します。

米国債の利回りと為替相場の関係

アメリカは、世界中から債務不履行となる可能性が極めて低いとみられている国ですので、アメリカ国債は「最も安全で基本的な投資商品」とされております。

そのため、アメリカ国債の利回りの変動は、全ての投資商品の価値に影響を与えます。

アメリカ国債には、2年債や30年債など、様々な種類が存在します。

その中で、ドル円やユーロドルなどの相場に大きな影響を与えているのは、「10年国債の利回り」です。

実際に過去の相場を確認しても、米10年国債の利回り推移とドル円などの相場推移が同じような流れで変動しております。

一般的には、米10年国債の利回りが
上昇した際にドル高(ドルに投資する価値が高まるため)になり
下落した際にドル安(ドルに投資する価値が低まるため)になる傾向があります。

この流れに完全に相場が一致する訳ではありませんが、意識をしておくに越したことはありません。

まとめ

FX取引の際に利回りを決めますと、実際の目標などの実感を持ちやすくなります。

最初は、無理のない利回りを目標にして、徐々に目標を高めていきますと、理想的な利回りを把握できるようになります。

また、米国債の利回りは、ドル円などの為替相場に影響を与える可能性がありますので、十分に確認が必要です。

 - FXの利回り