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FXを年末年始に行える?取引時に意識をしておきたい点も解説

   

FXの為替レートは、日々変動していきます。

トレーダーの方は、様々な要因から為替レートの変動を予測し、取引のタイミングを図る必要があります。

FXの為替レートは、取引時期などの影響も大きく受ける可能性があります。

特に年末年始などといった世界的行事の際には、様々な情報について意識をしておかなくてはなりません。

この記事では、年末年始にFX取引を行う際に意識をしておきたい点についてご説明致します。

年末年始のFX会社の取引時間

FXは、為替市場が休みとなっている時期には取引を行えません。

為替市場は、毎週土曜日と日曜日に休みとなります。

中東などでは土日でも市場が動いている場合もありますが、日本や欧米諸国は土日に休業となるのが一般的です。

市場が休業となるのは土日だけではなく、世界的な祝日となっている日などにも為替取引を行えなくなります。

その代表的な例として、年末年始が挙げられます。

この項目では、このようなFXの取引時間と年末年始の関係についてご説明致します。

年末年始にFX取引ができる可能性

年末年始は世界各国で休日となっている場合が多く、日本でも元旦などは休日となります。

為替市場も元旦などには休みとなるのが通常で、FX会社も年末年始には休業となります。

その影響で、年末年始の一定期間にはFX取引を行えなくなるのが一般的です。

12月31日までは多くのFX会社が営業をしておりますが、クローズ時刻を通常よりも早めている会社もありますので注意が必要です。

また、年末にはクリスマスなどもあり、FX会社によっては営業スケジュールに変更がある場合もあります。

日本ではクリスマスが休業とならないケースも多いですが、欧米などでは、クリスマスは休日という観点が強いので、欧米でクリスマスのメインとなる時間帯(日本時間の16:00位)にはFX取引が行えなくなるのが通常です。

【年末年始のスケジュールの一例】

国内FXでも、外資系のFX会社の場合は、クリスマスが全日休業となる場合もありますので注意が必要です。

詳しい年末年始の営業スケジュールにつきましては、年末近くに各FX会社のサイトなどに記載されますので、取引を行っている会社のスケジュールをご確認ください。

その際には、年末年始の入出金の依頼受付日や追証の解消期限の変更などについても一緒に確認をしておくと安心です。

特別な営業スケジュールの確認

FX会社の多くは、1月2日から取引を行えますが、中には例外も存在します。

例えば、2016年から2017年にかけての年末年始では、12月31日が土曜日、1月1日が日曜日でした。

この場合、FX会社が本来休業日であるはずの日曜日と元旦が一緒に来てしまい、休みが1日少なくなってしまいます。

FX会社では、その少なくなった休みを振り替えるため、振替休業日として1月2日までを休みとする可能性があります。

1月2日に振替休業日が設けられた際には、FX会社の営業日が1月3日からとなり、取引開始が通常より遅くなります。

【特別な営業スケジュールの一例】

年末年始に土日が重なる際には、FX会社の取引開始日を事前に調べておくようにしてください。

休み前と休み明けの為替の値動き

よく、FX初心者の方は、休み前と休み明けには取引を控えたほうが良いといったような話を聞きます。

その理由は、休み前と休み明けの為替レートの動きにあります。

この項目では、休み前と休み明けの為替レートの値動きなどについてご説明致します。

土日や年末年始のレートの動き

土曜日や日曜日などには、為替市場が休業日となるということは既に記載をしました。

その影響で、もし保有ポジションを金曜日に決済しなかった場合、トレーダーの方は土曜日の朝から月曜日の朝まで、ずっと同じポジションを保有したままでいなくてはなりません。

ここで注意が必要となるのが、金曜日の終値と月曜日の始値の乖離です。

休業日を挟んで、為替レートが金曜日の終値から大きく悪いほうへ変動している場合もあり、持ち越したポジションが大損となっている可能性もあります。

FX会社の休業日には、構わず為替レートの変動は起こりますが、それに伴うロスカットなどは次の営業日まで行われません。

最悪は、休業日に持ち越したポジションの影響で、月曜日に突然に追証が発生してしまうというケースもあります。

プロのトレーダーの方は、このような値動きを利用して大きな利益を上げている方もいらっしゃいますが、初心者の方が参戦して利益を上げられる可能性は低いのが実情です。

通常時と年末年始の取引量の比較

先ほど、土日などにポジションを持ち越すと、為替相場の変動で損をしてしまう可能性があると記載をしました。

これはクリスマスや年末年始の取引も同じです。

年末年始には、FX取引の参加者が減少する場合が多く、取引量が大幅に低下します。

為替の取引量が減りますと、通貨の流動性が下がり、レートが飛びやすく乱高下しやすくなります。

このような不安定な為替市場に容易に参戦するのは危険です。

年末年始は、新年を海外で過ごす日本人が円を外貨に両替するという動きから、円安傾向になりやすいという意見もありますが、これはあくまで傾向というだけで、その他の要因で反対の動きとなる可能性もあります。

FX初心者の方は、休業日までに保有ポジションの決済を行っておくのが無難です。

レートが動かない時間帯のリスク

FXには、取引に対していくつものリスクが存在しております。

トレーダーの方は、このようなFXのリスクについても意識をしておくことが大切です。

FX取引には、主に下記の3つのリスクがあります。

【為替が持っているリスク】

  1. 価格リスク
  2. 信用リスク
  3. 流動性リスク

これらのリスクは、取引の参加者が減り、価格変動の変化が大きくなりやすい時間帯である年末年始などにも関係があります。

価格リスク・信用リスク・流動性リスクの内容につきましては、下記でご説明致します。

価格リスク

為替相場は、価格が一定ではなく、常に変動していきます。

トレーダーの方がポジションを保有した場合、良い方向にレートが動けば利益が出ますが、悪い方向にレートが動けば損失が出ます。

このように、商品を買った瞬間に価格が変動し、損失を被る可能性があるリスクを価格リスクと呼びます。

信用リスク

先ほど記載をした価格リスクが実現した場合、元本に対して損が出る可能性はありますが、0円となってしまう可能性はありません。

例えば、株などを購入した際には、株自体の価格は上がったり下がったりしますが、価格が下がった状態でも株を売ればその分のお金は手に入ります。

しかし、もし株を購入した企業が倒産した場合には話は変わってきます。

この場合、購入した株券は価値がなくなり、株価も0円となってしまいます。

0円となった株券を売却しても結局は0円となり、元本がゼロになってしまったのと同じ状態となります。

また、企業が倒産を免れたとしても、企業自体の信用が下がってしまった場合には、その分株価も下落してしまいます。

これは国にも同じことがいえ、万が一、国家が破綻してしまいますと、国債の債務不履行が起こり、元本が戻ってこなくなる可能性があります。

破綻した国の通貨は、大きく価格が下落するケースも多く、FX取引に対して大きな損益が出る原因となることも少なくありません。

このような投資商品や国家自体の信用レベル低下によるクレジットリスク、債務不履行リスク(デフォルトリスク)を信用リスクと呼びます。

流動性リスク

FX取引では、通貨を買いたい側と売りたい側の両方が存在して、やっと売買が完了します。

通貨を売りたい際に買いたい側がいない、
又は
通貨を買いたい際に売りたい側がいない
といった際には、トレード自体が成立しません。

例えば、ある国の通貨のレートが急激に悪化する可能性があり、多くのトレーダーの方がその通貨を決済しようとしたとします。

その際には、通貨自体の流動性が一方通行へ傾き、約定がされにくくなってしまう可能性があります。

そうなりますと、為替レートがどんどん悪い方向へ傾いていくにも関わらず、決済が約定されないまま損失が膨らんでいきます。

このように、投資商品の流動性の問題から、すぐに取引が約定されないリスクを流動性リスクと言います。

FX取引は、市場が世界という大規模な取引であるため、流動性と約定率が高いという特徴がありますが、年末年始などの極端に参加者が減って流動性が低下する時間帯には、流動リスクの影響を受ける可能性もあります。

年末年始などのスワップポイント

現在保有しているポジションに対して受取スワップポイントが発生している際には、一定のスワップポイントがFX口座に付与されていきます。

受取スワップポイントは、基本的に毎日付与されるのですが、FX会社の休業日にはスワップポイントの付与がされません。

その影響で、休業日のスワップポイントは、少々特殊な方法で付与がされます。

この項目では、FX会社が休業日となる際のスワップポイントの付与方法についてご説明致します。

スワップポイントの付与と利益

受取スワップポイントは、毎日FX口座に付与されますが、FX会社の休業日にはスワップポイントの付与はされないのが一般的です。

そのため、土日や年末年始などには、その休業日数に応じたスワップポイントが前もって付与されるようになります。

金曜日が営業日であれば、金曜日にまとめて土日分のスワップポイントが付与されます。

12月31日が営業日で1月1日が休みであれば、12月31日に1月1日分のスワップポイントが付与されます。

【例】

受取スワップポイントが「3円」である場合

金曜日に、「金曜日分の3円」と「土曜日分の3円」と「日曜日分の3円」を合計した「9円」が付与される

年末年始のFX取引時のスプレッド

年末年始などは、取引時のスプレッドにも変化が起こります。

この項目では、年末年始にFX取引を行う際のスプレッドについてご説明致します。

年末年始のスプレッドの変化

年末年始などは、FX取引を行う方が激減し、流通性が極端に低下する可能性が高い時間帯となります。

通貨の流通性が極端に低下しますと、通貨ペアによってはスプレッドが大幅に拡大する可能性があります。

スプレッドが拡大しますと、それだけ取引に掛かるコストが高くなりますので、利益を上げ辛くなります。

年末年始などにFX取引を行う予定である方は、為替レートの変動以外に、スプレッドの拡大の可能性に関しても視野に入れておくことが必要です。

年末年始の海外FX会社の取引時間

現在、海外FX会社で取引を行っている方は、為替レートの変動やスプレッド以外にも注意をしておきたい点が存在します。

この項目では、海外FXを使用しているトレーダーの方が年末年始に注意しておきたい点についてご説明致します。

重要となる日本と海外の時差

海外FX会社は、国内FXと違い、取引会社自体が海外に存在しております。

その影響で、運営時間や休業日の時間帯は日本の時間ではなく、海外FX会社が存在している国の時間帯で記載がされております。

会社によっては、日本時間の営業時間が記載されている場合もありますが、記載がない場合には、時差から日本での営業時間帯を計算しなくてはなりません。

例えば、アメリカのニューヨークと日本の時差は、ニューヨークのほうが「13時間遅れ」となっております。

日本が10月27日午後3時の場合、アメリカのニューヨークでは10月27日午前2時となります。

この影響で、アメリカのニューヨークに存在するFX会社で取引を行っている場合、大晦日の取引終了時刻が「ニューヨーク時刻の17:00」となり、これを日本時間に変換しますと「1月1日午前7時」まで取引ができるという計算となります。

その後、ニューヨークは1月1日となりますので、日本時間の1月2日は海外FXでの取引ができなくなります。

海外FXで取引を行っている方は、このような日本と海外の時差を視野に入れた状態で、年末年始の取引を行う必要があります。

まとめ

年末年始には、FX会社が休業するのが一般的であり、取引時間帯などにも変更がある場合があります。

為替レートやスプレッドも大幅に変動する可能性が高いため、取引の際には注意が必要です。

現在、海外FXで取引を行っている方は、海外と日本の時差によって取引時間が異なる場合もあります。

年末年始には、ご自身の状況に合わせて、適切な情報を取引先のFX会社で確認しておくのが無難です。

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