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FXとバイナリーオプションの違いと状況に応じた取引方法

      2018/12/31

為替を用いて投資を行えるサービスはFXだけではありません。

他にも、バイナリーオプション(外為オプション)などといった投資商品も存在します。

この記事では、バイナリーオプションの内容や実際の取引方法などについてご説明致します。

バイナリーオプションとは

バイナリーオプションのバイナリーは「二進法(0か1かの二者択一)」を指し、2つの選択肢から1つを選択するという意味で使われます。

バイナリーオプションのオプションは、オプション取引を意味します。

オプション取引とは、「ある商品を決められた特定の日時に決められた値段で買う、又は売る権利」を売買する取引を指します。

例えば、とある商品を買おうとした際に、今は3万円ですが、将来的には更に値上がりすると考えられるため、
オプション料の「5千円」を支払って「3ヶ月後の値動きに関係なく3万円で同じ商品を購入できる権利」を購入したとします。

この場合、3ヶ月後に本当にその商品が値上がりし、「6万円」となったとしても、オプション取引で権利を購入している方は「3万円」のままで商品を購入できます。

6万円の商品を3万円とオプション料の5千円で購入できたということで、今回の例では「2万5千円の利益」を出せたという計算となります。

バイナリーオプションは、このバイナリーとオプション取引の両方の性質を合わせた取引となります。

バイナリーオプションと相場の方向性

先ほど、バイナリーオプションは「バイナリー」と「オプション」の両方の性質を組み合わせた取引だと記載をしました。

では、具体的にはどのような取引がバイナリーオプションと呼ばれるのでしょうか。

バイナリーオプションを説明する上でよく例に挙げられるのが「ハイ&ロー」です。

ハイ&ローでは、現在の数字と比べて次の数字が「高い」のか「低い」のか予想してお金を賭けます。

予想が外れた場合は掛け金が没収され、当たった場合には掛け金が倍率分増えて返ってきます。

バイナリーオプションは、これと同じ取引を為替で行います。

【バイナリーオプションの大まかな流れ】

バイナリーオプションでは、
レートが高くなると予想して権利を購入することを「コールを買う」
レートが低くなると予想して権利を購入することを「プットを買う」
と言います。

例えば、現在の為替レートが100円の際に、今よりも価格が上がる方向性だと予想したとします。

この場合、価格が上がると利益を得られる「コールのチケット」を購入します。

バイナリーオプションのメリット

バイナリーオプションには、主に下記のようなメリットがあります。

  • 取引の方式が分かりやすい
  • 掛けた金額以上の損が出ない
  • 他の投資と比べても小額から始められる

バイナリーオプションのデメリット

バイナリーオプションには、主に下記のようなデメリットがあります。

  • 利益が限定されてしまう
  • 取引の期間が限定されてしまう
  • ギャンブルと同様な取引を行ってしまう場合がある

バイナリーオプションとギャンブル

ハイ&ローはギャンブルに分類されるため、バイナリーオプションをギャンブルと同一視してしまうケースもあります。

確かに、バイナリーオプションを運で行い、「偶然性の要素が含まれる取引」として参加している場合にはギャンブルと言われても仕方がありません。

しかし、為替はギャンブルとは違い、相場動向を予測できる判断材料があります。

テクニカル分析など、事前に相場動向を予測した上での取引は、偶然性の要素が含まれた取引とはなりません。

きちんと相場動向を分析した上での取引は、ギャンブルではなく投資に分類されるのが一般的です。

FXとバイナリーオプション

投資初心者の方は、FXとバイナリーオプションのどちらで取引を行おうか悩んでしまうケースも多いです。

この項目では、FXとバイナリーオプションの具体的な違いと、どちらで取引を行うのが効果的であるのかについてご説明致します。

相場の方向性の予測と取引方法の違い

FXとバイナリーオプションは、どちらも為替相場の方向性を予測して取引を行いますが、実際の取引の流れには大きな違いがあります。

FXでは、
好きな時に
好きな金額で
買い、又は売りポジションを保有し
レートが有利になった際などに
好きなタイミングで
決済を行って損益が確定
します。

タイミングよく取引を行えた場合には、制限されない大きな利益を得られますが、反対に元手以上の損失を出してしまう可能性もあります。

それに対して、バイナリーオプションでは、
取引が行われている時に
予め決められた取引期間内で
相場が高くなるか安くなるかを予想し
予想したほうのチケットを好きな枚数購入して
相場の判定時刻で
自動的に取引が終了(損益が確定)
します。

予想が当たりますとペイアウトを受け取れ、外れますとチケット購入に使ったお金は没収されます。

また、バイナリーオプションはFXのようにレバレッジ取引はなく、入金額以上の損失が出る可能性もないため追証の発生もありません。

このような影響もあり、一般的には
FXは「ハイリスクハイリターン」
バイナリーオプションは「ローリスクローリターン」
と言われます。

取引手数料に関しても、FXはスプレッドという形で徴収されますが、バイナリーオプションは多くが無料となります。

取引する場合はどっちがいい?

FXとバイナリーオプションにはそれぞれ特徴がありますので、一概にどちらがおすすめとは言えません。

実際に、FXで負けてばかりの方が、バイナリーオプションでは勝ち続けられる、又はその逆のパターンもあります。

投資初心者の方や準備できる元手が少ないという方は、最初にバイナリーオプションで為替相場を学び、
ある程度資金が増え、トレード経験が身についてからFXに移るようにするという方法もあります。

バイナリーオプションとFXを併用

FXとバイナリーオプションは、両方の取引を同時に行うことも可能です。

この場合、お互いのリスクを限定できるというメリットがあります。

例えば、レートが103円の際に、
バイナリーオプションで価格が下がる(プットオプション)と予想し、価格が300円のチケットを10口(3000円分)購入した際に、
FXで逆サイドの1万通貨の買いポジションを持ったとします。

その後、レートが103.4円になりますと、
バイナリーオプションでの予想は外れ「3,000円」の損失が出ますが、
FXでは「1万通貨 × 0.4円 = 4,000円」の利益が出ます。

これにより、本来出ていた「3,000円」の損失を回避し、逆に「1,000円」の利益を得られます。

FXとバイナリーオプションの両方を行うためには相応の資金も必要となりますが、リスクを限定した取引という面では非常に効果的です。

海外業者と国内業者の主な違い

バイナリーオプションを行える業者は、海外と国内の両方に存在します。

国内業者は、2013年のバイナリーオプションの規制により、海外よりも取引に制限が多いという特徴があります。

この項目では、海外と国内の業者でバイナリーオプション取引を行った場合の主な相違点についてご説明致します。

バイナリーオプションの取引制限時間

海外業者は、バイナリーオプションの制限時間に関して様々な設定が可能であり、主に下記の時間で取引が終了します。

  • 30秒
  • 60秒
  • 2分
  • 5分
  • 15分

それに対して、国内業者は判定時刻が「2時間」に固定されております。

チケットの購入自体は判定時刻の2分前まで行えますが、根本的な取引制限時間が2時間固定のため、1日に最大で「12回」までしか取引を行えない状態となります。

バイナリーオプションのペイアウト倍率

海外業者はペイアウト倍率が固定されており、予想が当たりますと、チケット購入金額の「1.6倍~2.4倍」の払い戻しを受けられるのが一般的です。
例:ペイアウト倍率が1.6倍の取引でチケットを1万円分購入した場合には、予想が当たった時点で「1万6千円」が払い戻されます

それに対して、国内業者は払い戻し額が「1.000円」と固定されており、チケットの購入価格も「1円~1,000円」の間で変動します。

ペイアウト倍率は、このチケットの購入価格と払い戻し金額を基に計算されます。
例:購入価格が50円のチケットを購入し、予想が当たりますとペイアウト倍率は「20倍」(「1,000円の払い戻し」となるため)

国内業者のチケット購入価格は、取引の難易度によって変動し、
予想の難易度が高い場合には、チケットが安くなり(ペイアウト倍率が高くなり)
予想の難易度が低い場合には、チケットが高くなり(ペイアウト倍率が低くなり)ます。

バイナリーオプションの取引手数料

多くの海外業者では、バイナリーオプションに対して取引手数料は掛かりません。

国内業者も多くは取引手数料を無料としておりますが、一部の会社ではスプレッドを上乗せした金額を購入価格としている場合もあります。

この場合、その分ペイアウト倍率も高くなりますが、予想が外れた際の損失額も大きくなります。

バイナリーオプションの最低資金

海外では、最低投資額が1,000円~となっている業者が多いです。

国内では、最低投資額が50円~となっている業者が多いです。

バイナリーオプションの取引通貨数

海外業者は「5~20」前後の通貨ペアを取り扱っている場合が多いです。

国内業者は対円の「4~7」前後の通貨ペアを取り扱っている場合が多いです。

バイナリーオプションの税金と損益通算

海外業者のバイナリーオプションで得た利益は「総合課税」として課税がされます。

その影響で、他の投資商品(FXなど)との損益通算はできません。

国内業者のバイナリーオプションで得た利益は「分離課税」として課税がされ、「一律20.315%」の税率となります。

この場合は、FXなどの他の投資商品と損益通算ができ、最大3年間の損失繰越も行えます。

海外業者と国内業者の主な違いまとめ

これまでの海外業者と国内業者の主な違いをまとめますと、下記の表のようになります。

海外業者と国内業者の主な違いまとめ
海外業者 国内業者
取引時間 30秒~15分がメイン 2時間(購入は2分前まで)
ペイアウト倍率 固定制(1.6倍~2.4倍) 変動制(1倍~20倍)
取引手数料 無料 無料(一部例外あり)
最低資金 1,000円~ 50円~
取り扱い通貨数 5~20前後 4~7前後
税金 総合課税 分離課税(一律20.315%)
損益通算 できない できる

これらの違いを総合的に考え、ご自分にあっているほうの業者を選択することが大切です。

バイナリーオプションの取引会社

この項目では、バイナリーオプションの取引会社についてご説明致します。

バイナリーオプションを取り扱う会社

下記は、バイナリーオプションを行える取引会社の一例です。

  • ハイローオーストラリア
  • ファイブスターズマーケッツ
  • ザ・オプション
  • トレード200
  • ソニックオプション
  • FXプライムbyGMO
  • ヒロセ通商
  • 外為どっとコム
  • IG証券
  • GMOクリック証券
  • YJFX!
  • みんなのFX
  • FXトレード・フィナンシャル
※2018年12月時点の情報です

取引初心者が知っておきたい情報

この項目では、バイナリーオプションを始める前に知っておきたい情報についてご説明致します。

バイナリーオプションで起こり得る詐欺

バイナリーオプションでは、信頼できる取引会社を選択することが必要です。

信頼性が低い会社の場合、出金拒否やレート操作などの詐欺が行われる可能性があります。

また、バイナリーオプションの自動売買ツールにも詐欺の報告がありますので十分な注意が必要です。

バイナリーオプションの勝率

バイナリーオプションでは勝率が「55%」ありますと利益が出ます。

初心者の方は、どうしても高い勝率にこだわってしまう場合も多いですが、それでは冷静な取引を行い辛くなります。

まずは小額から勝率55%を目指し、達成した時点で投資資金を上げていくというのを目安にしますと、無理な取引を控えることができます。

最初はデモ取引で流れを掴み、55%の勝率を上げられるようになってから本取引に移るのも手です。

まとめ

バイナリーオプションでは、現在価格から将来のレートが
高くなるか
低くなるか
を予測して取引を行います。

FXとバイナリーオプションのどちらが良いのかは、トレーダーの方によって異なります。

資金に余裕のある方は、FXとバイナリーオプションの両方で取引を行いますと、それぞれのリスクを限定しやすくなります。

なお、バイナリーオプションは海外業者と国内業者で取引方法などに違いがありますので、よく検討した上で取引業者を選択することが大切です。

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