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FXと株式などの現物の違いと仮想通貨の取引について解説

   

FXは株式のように現物で取引される訳ではありません。

FXと現物の投資では異なる点があり、それぞれで特徴があります。

この記事ではFXと現物取引について記載致しますので、参考にしてください。

仮想通貨のFX取引と現物取引についても記載しておりますので、こちらも併せてご確認ください。

FXと現物投資の違いについて

FXは現物での取引ではありません。

現物は株式などが該当しますが、この2つには大きな差があります。

決済時にも異なる点がありますので、この項目では2つの違いについてご説明致します。

FXと現物の違いとは

投資には、現物取引とそうでないものがあります。

現物とは、実際にある品のことです。

投資して実際に現物が受け取れる場合は、現物取引となります。

株式取引などの株券は現物であり、現物取引となります。

FXは外国為替証拠金取引であり、現物取引ではありません。

FXでは「差金決済」という決済方法が採用されており、証拠金を預け入れて取引していきます。

差金決済では生じた損益のみの授受で決済しますので、現物の授受は行われません。

FX店頭取引の証拠金と現物

FXは差金決済ですので、取引するには口座に証拠金を預け入れる必要があります。

多くの場合は現金を証拠金としますが、中にはそれ以外を担保にして取引できる取引会社も存在します。

「カブドットコム証券のFX店頭(FX店頭取引)」では、現物株式・投資信託を担保にして取引可能です。

現金の準備が困難であれば、現物株式などを証拠金とできますので、取引の幅が広がります。

ただし、損失が重なれば担保とした株式や投資信託を失います。

証拠金の代わりとして取引しますので、その点に注意が必要です。

仮想通貨の取引について

仮想通貨とはデジタル通貨であり、ビットコインなどが有名です。

ビットコインに投資する際には、現物とレバレッジ取引(FX)があります。

この項目では、仮想通貨とレバレッジ取引(FX)についてご説明致します。

現物取引とFXの違いとは

仮想通貨投資をする際には、現物取引とFX取引を行えます。

どちらも仮想通貨を投資対象とする仮想通貨取引に変わりありませんが、異なる点もあります。

仮想通貨の現物は取引することで現物の受け渡しが行われ、レバレッジ取引(ビットコインFXなど)は現物の受け渡しが行われずに「差金決済取引」となります。

レバレッジ取引(FX)はレバレッジをかけられるという特徴もあり、場合によっては有利に取引を開始できます。

仮想通貨FXと外国為替証拠金取引の違いとは

ビットコインなどの仮想通貨で、レバレッジをかけて取引できるものがあります。

そのような方法を仮想通貨FX(レバレッジ取引)といいますが、外国為替証拠金取引と同じFXという名前がついております。

仮想通貨FXと外国為替証拠金取引の違いは、取引対象が異なることです。

仮想通貨FXでは仮想通貨取引をしますが、外国為替証拠金取引は米ドルなどの為替取引をします。

FXと名前がついておりますが、仮想通貨では為替取引を行いません。

仮想通貨の現物とFXの乖離

bitFlyer(ビットフライヤー)では「Lightning FX(ビットコインFX)」と呼ばれる仮想通貨FXがあります。

bitFlyerのビットコイン現物取引とLightning FX(ビットコインFX)では、価格が乖離しております。

価格乖離する理由は、現物とLightning FX(ビットコインFX)の取引市場が別であるからです。


取引所が異なれば、仮想通貨の価格も変わってしまいます。

価格につきましては、レバレッジ取引(FX)のほうが現物取引よりも大幅に高くなっており、bitFlyerのFacebookにてBTC/JPYとBTC-FX/JPYにおける価格乖離拡大を抑制するため、乖離方向における発注制限、追加スワップポイントや、手数料徴収等の施策を検討しております。と価格乖離規制(SFD)について言及されました。

価格が乖離する原因につきましては、下記の2つが挙げられます。

  • レバレッジによって取引資金が少額ですみ、強気に売買をする傾向があるため
  • ビットコインはロングポジションを保有するほうが利益につながりやすいため

レバレッジがかけられる分大きな取引が可能で、現在はロングポジションで保有する方が多いというのが大まかな原因とされます。

価格が乖離しているのであれば、現物で購入して仮想通貨FXで売却すれば利益が出るとお考えになる方もいらっしゃるかもしれませんが、取引市場が異なりますので、お互いで取引することはできません。

なお、2018年3月17日にbitFlyerの価格乖離規制(SFD)の仕様が変更されましたので、今後は乖離が縮小する可能性が高いです。

仮想通貨FXの5つの優位性

仮想通貨FXは現物取引や外国為替証拠金取引と比べて、幾つかの優位性があります。

仮想通貨FXには、下記の5つの優位性があります。

上記につきましては、下記の項目から順次ご説明致します。

取引時間の自由がきくこと

これは外国為替証拠金取引と比較した場合の優位性となります。

投資は取引時間に制限があることも多いです。

外国為替証拠金取引は平日24時間が取引可能時間ですが、仮想通貨FXは365日24時間取引が可能です。

仮想通貨FX 外国為替証拠金取引
365日24時間 平日24時間

外国為替証拠金取引は土日に取引できませんが、殆どの仮想通貨はいつでも取引できます。

特に本業をお持ちの方で平日に時間が取り辛い方は、土日に取引できるほうが有利となることも多いです。

ボラティリティが高いこと

こちらも外国為替証拠金取引と比べた場合の優位性です。

投資では、ボラティリティが重視されることがあります。

ボラティリティとは価格変動の度合い(値動き幅)であり、仮想通貨は外国為替よりもボラティリティが高いです。

ビットコイン価格は短期間で大きく変動(10%以上)することもあり、上手くトレードすれば大きなリターンを見込めます。

実際にビットコインの取引で巨額の富を手に入れた方もいらっしゃいます。

現在ビットコインが大きく盛り上がりを見せているのは、ボラティリティが高いというのも1つの理由です。

ただし、ボラティリティが高いということは利益だけでなく、損失も大きく出る可能性が高いということです。

これは「ボラティリティによるリスクがあること」の項目で触れておりますので、お手数をお掛け致しますがそちらをご覧ください。

レバレッジにより低資金で始められること

これは仮想通貨の現物取引と比較した場合の優位性となります。

仮想通貨取引の現物では、自己資金を超える取引は行えません。

仮想通貨FXではレバレッジをかけられますので、少ない資金で投資を始められます。

レバレッジにつきましては、外国為替証拠金取引とほぼ同様のシステムですので、お手数をお掛け致しますが「FXのレバレッジとは?仕組みや生じるリスクについて解説」の記事をご覧ください。

各仮想通貨取引所でかけられる最大レバレッジは異なりますが、「10倍~25倍」の範囲であることが多いです。

「150万円」取引する際に、レバレッジの倍率が「1倍」、「5倍」、「10倍」、「15倍」、「20倍」、「25倍」の場合の必要資金は下記のようになります。

倍率 必要資金
1倍 150万円
5倍 30万円
10倍 15万円
15倍 10万円
20倍 7万5千円
25倍 6万円

上記のように、1倍では「150万円」が必要ですが、かける倍率が高くなるにつれて投資に必要な資金が減少します。

最大の「25倍」をかければ「6万円」で「150万円」分の取引が行えますので、資金を準備しやすくなります。

同じ金額であっても取引量を増やせますので、少ない資金で大きな利益を狙うことも可能です。

ただし、高レバレッジでの取引は、ロスカットのリスクが高まります。

これは「ロスカットのリスクがあること」の項目で触れておりますので、お手数をお掛け致しますがそちらをご覧ください。

利益を得る機会が多いこと

こちらも仮想通貨の現物取引と比較した場合の優位性となります。

仮想通貨取引の現物では、買い(ロング)ポジションの取引のみが行えます。

仮想通貨FXでは外国為替証拠金取引のように売りから入ることもでき、利益を得る機会が増えます。

売りや買いにつきましては、外国為替証拠金取引とほぼ同様のシステムですので、お手数をお掛け致しますが「図解でわかるFXの仕組みとインターバンクや介入の基礎知識」の記事にあります「FXの買いの仕組みを図解」と「FXの売りの仕組みを図解」の項目をご覧ください。

現物では売りから入れませんので、利益を得る機会を増やせるという面では、仮想通貨FXのほうが有利です。

ただし、買いと売りで収益を得るのであれば、戦略を立てる必要があります。

買いポジションのみを建てるのであれば優位性はなくなってしまいますが、売りの戦略を立てる必要はありません。

ご自身のスタイルに合わせて、売りと買いを併用するかお決めになってください。

仮想通貨FXの2つのリスク

仮想通貨FXは優位性もありますが、リスクも存在します。

実際に取引する際には、優位性だけではなく、リスクについて意識することが大切です。

仮想通貨FXのリスクは、下記の2つが挙げられます。

ボラティリティによるリスクがあること

ビットコインなどはボラティリティが高く、それが魅力でもありますが、価格変動が激しければリスクも伴います。

ボラティリティが高いということは、利益が大きくなりやすい分、損失も大きくなる可能性があるということです。

利益以上の損失が生じた場合、ボラティリティが完全に裏目に出たことになります。

ビットコインなどの相場は不安定であり、動きを予想するのは難しいといわれます。

株などと比べて新しく登場した投資ですので、情報量が少ないというのも難易度が高い理由の1つです。

特に初心者の方には予想が難しいため、ボラティリティの高さがデメリットとなる可能性も高いです。

これは仮想通貨の現物にもレバレッジ取引(FX)にもいえることですので、投資する際にはご注意ください。

ロスカットのリスクがあること

仮想通貨FXでは、レバレッジをかけられます。

レバレッジをかけることで少ない資金で取引可能となりますが、それなりのリスクも伴います。

レバレッジをかけた取引をした場合、倍率に比例して利益や損失が増加します。

値動きによる損失の例は、下記のようになります。

取引の条件
資金 100万円
値動き前の価格 1BTC = 80万円
値動き後の価格 1BTC = 70万円
レバレッジ1倍の枚数 1枚
レバレッジ10倍の枚数 10枚
レバレッジ1倍 レバレッジ10倍
値動き前 80万円 800万円
(80万円 × 10枚 = 800万円)
値動き後 70万円 100万円
(800万円 – (70万円 × 10枚) = 100万円)
損失 10万円 100万円

レバレッジ倍率に比例して損失が増加しますので、更に高い倍率をかければ、より損失が拡大します。

上記ではレバレッジが「10倍」ですので、損失額も「10倍」と比例しております。

仮想通貨はボラティリティも高いため、高レバレッジでの取引はハイリスクです。

利益が出ればいいのですが、損失が出ればロスカットのリスクも高まります。

ロスカットは証拠金維持率が一定の水準を下回った際に実行され、強制的に保有ポジションが決済されます。

ロスカットリスクは低レバレッジで取引するほうが低くなりますので、実際に取引する際には注意が必要です。

現物であればレバレッジはありませんので、このリスクはありません。

まとめ

FXは差金決済取引ですので、現物取引ではありません。

現物取引は、実際に株券などが発行される株式投資などが該当します。

近年大きな盛り上がりを見せている仮想通貨も、現物とレバレッジ取引(FX)があります。

仮想通貨のレバレッジ取引(FX)は、外国為替証拠金取引と現物仮想通貨取引とは異なる点があります。

優位性やリスクも異なり、両方を意識した上で投資する必要があります。

仮想通貨FXの優位性につきましては、下記が挙げられます。

【仮想通貨FXの優位性】

  • 取引時間の自由がきくこと
  • ボラティリティが高いこと
  • レバレッジにより資金で始められること
  • 利益を得る機会が多いこと

仮想通貨FXのリスクにつきましては、下記が挙げられます。

【仮想通貨FXのリスク】

  • ボラティリティによるリスクがあること
  • ロスカットのリスクがあること

上記を意識して、取引していくことが大切です。

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