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FXでの外貨両替とは?メリット・デメリットと実際の両替方法

   

海外旅行などに行く際には、日本円を外国の通貨に両替する必要があります。

通常、日本円を外貨に両替する際には、銀行や空港・現地の両替所などで両替を行うのが一般的です。

その際には割高な手数料が必要となるケースも多く、なるべく損をしないためにFXで外貨両替を行うという方もいらっしゃいます。

この記事では、FXで外貨両替を行なう方法などについてご説明致します。

FXと通常の外貨両替の違い

外貨両替とは、日本円を外貨に両替する事です。

外貨両替には手数料が掛かり、「最低で1.60%前後~最高で35.00%前後」必要となります。

FXで外貨両替を行いますと、手数料率が「0.02%前後~0.10%前後」となり、手数料を削減できます。

旅行時にFXで外貨両替するリスク

FXでは特定の通貨を「売る」又は「買う」という行為を行い、機を狙って保有ポジションを「決済」して損益が決定します。

こう聞きますと不安を感じてしまうかもしれませんが、FXで外貨両替を行う際には、このような取引は行いません。

外貨両替の場合、一度欲しい外貨を購入しますと、そのままポジションを保有せずに出金します。

FX口座に多額の証拠金を入金し、ポジションを保有し続けない限りは、レートの暴落で大損してしまうリスクもほぼありません。

FXで外貨両替を行う際の注意点

FXで外貨両替を行う際には、デメリットと言える部分も存在します。

この項目では、FXで外貨両替を行う際のデメリットについてご説明致します。

FXで外貨両替を行うデメリット

FXで外貨両替を行う際には、主に下記のようなデメリットがあります。

【FXでの外貨両替のデメリット】

  • 最初のFX口座開設に手間が掛かる
  • 欲しい国の通貨がない可能性がある
  • 受取期間の調整が面倒
  • 外貨両替を行う際の手続きに手間が掛かる
  • 外貨両替サービスに利用制限がある場合がある

これらのデメリットは、慣れてきますと気にならなくなる場合も多いですが、初期には十分な意識が必要です。

特に両替の利用制限(月に何回など)がある場合には、FX会社で行える両替回数を把握しておかなくてはなりません。

海外旅行で一度に2つの国に行く予定の方は、片方の通貨しか両替できない状態とならないようにご注意ください。

FXと外貨普通預金口座の違い

外貨両替を行う際には、FXがお得だと記載をしましたが、他にも方法は存在します。

例えば、
「外貨普通預金口座を作る」
又は
「マルチマネー口座を作る」
といった方法でも両替ができます。

外貨普通預金口座とは

外貨普通預金口座とは、円の普通預金口座同様のシステムを外貨で行える外貨預金口座です。

日本の金利は世界に比べると少なく、外貨で預金をしたほうが多くの金利を得られるケースもあります。

そのような際に外貨預金を行いますと、預金した国の通貨の金利を受け取れるようになります。

ただ、外貨預金ではFXと同様に毎日の為替レートによって、預け入れた金額が変動するのが通常です。

為替レートが良い方向に動きますと預金額も増えますが、悪い方向に動きますと、その分、預金額も減ってしまいます。

マルチマネー口座(旧シティバンク)とは

マルチマネー口座とは、旧シティバンクが新しくなった資産運用専用の口座です。

システムは以前と同様であり、定期預金、仕組預金及び世界各国の通貨での外貨預金・外貨定期預金を一つの口座で一元的に行えます。

これにより世界中のシティバンク窓口から、各種通貨を用いてマルチマネー口座あてに振込・送金が可能となります。

マルチマネー口座を所有していますと、円を他の対応外貨に変換することも可能です。

変換した外貨を日本国内で受け取る、又は国内や海外に送金することもできます。

FXでの外貨両替・現受けのやり方

FXでの外貨両替・現受けの方法は、各FX会社により多少手順が異なります。

この項目では、一般的な手続きの流れについて大まかにご説明致します。

外貨両替を用いる方法

FX会社で外貨両替を行う際には、大まかに下記のような流れとなります。

  1. 銀行に外貨預金口座を作る
  2. FX会社に専用の取引口座を作る
  3. FX会社で外貨両替手続きを行う
  4. FX口座から銀行に外貨送金をする
  5. 銀行に外貨現金の準備を依頼する
  6. 外貨現金での引出手続きを行う

現受けを用いる方法

通貨の現受けでは、外貨両替と違い、FX取引によって建てたポジションをその時点のレートで外貨に両替します。

ポジションを保有するため、保有期間に応じて「スワップポイント」も取得できます。

FX会社で現受けを行う際には、大まかに下記のような流れとなります。

  1. 銀行に外貨預金口座を作る
  2. FX会社に専用の取引口座を作る
  3. FX会社で現受け手続きを行う
  4. FX口座から銀行に外貨送金をする
  5. 銀行に外貨現金の準備を依頼する
  6. 外貨現金での引出手続きを行う

ユーロ・米ドル・豪ドルなど外貨両替を行えるFX会社

FXで外貨両替などを行う際には、手数料などが必要となるのが一般的です。

マネーパートナーズ

マネーパートナーズの最大のメリットは、FX会社の外貨両替の中で唯一「空港受取サービス」を利用できる点です。

マネーパートナーズの「パートナーズFX」と「パートナーズFXnano」での外貨両替や現受けの主なサービス内容は下記のようになります。

外貨両替
両替可能通貨
米ドル・ユーロ・ポンド・スイスフラン・韓国ウォン・中国元
空港受取サービス
成田空港・羽田空港・関西国際空港・中部国際空港
出金手数料
2,500円
(1回の出金において同一通貨で2万通貨以上の依頼の場合は、出金手数料は無料です)
両替手数料
1通貨につき20銭(0.2円)
送金手数料・リフティングチャージ手数料
金融機関による
(空港受取の場合は「500円」の受渡手数料)
現受け
両替可能通貨
FXの取扱通貨ペアのうち、南アフリカランド、トルコリラ、メキシコペソを除いた全て
(「空港受取」の場合は、米ドル、ユーロ、英ポンド、スイスフラン、韓国ウォン、中国元の6通貨のみが対象となり、「マネパカード」にチャージして買物・引き出しする場合は、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドルの5通貨のみが対象となります)
空港受取サービス
成田空港・羽田空港・関西国際空港・中部国際空港
出金手数料
2,500円
(1回の出金において同一通貨で2万通貨以上の依頼の場合は、出金手数料は無料です)
現受け手数料
1通貨につき10銭(0.1円)
送金手数料・リフティングチャージ手数料
金融機関による
※2018年6月時点

【例】

日本円を3万米ドルに両替する場合の手数料(2万通貨以上ですので出金手数料は無料です)

外貨両替の場合(空港受取):(3万米ドル × 20銭(0.2円)) + 500円 = 6,500円

外貨両替の場合(銀行受取):(3万米ドル × 20銭(0.2円)) + 送金手数料・リフティングチャージ料

現受けの場合:(3万米ドル × 10銭(0.1円)) + 送金手数料・リフティングチャージ料

セントラル短資FX

セントラル短資の「FXダイレクトプラス」での外貨両替や現受けの主なサービス内容は下記のようになります。

外貨両替
両替可能通貨
日本円・米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル・NZドル・カナダドル・スイスフラン
出金手数料
無料
両替手数料
1通貨につき10銭(0.1円)
送金手数料・リフティングチャージ手数料
手数料一覧
受取先の金融機関 送金手数料 リフティングチャージ料
三井住友銀行 無料 2,500円?
みずほ銀行 無料 2,500円
三菱東京UFJ銀行(本店) 無料 1,500円
三菱東京UFJ銀行(その他支店) 1,000円 1,500円
その他金融機関 1,500円 金融機関による
現受け
両替可能通貨
日本円・米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル・NZドル・カナダドル・スイスフラン
出金手数料
無料
現受け手数料
10,000通貨単位につき500円
送金手数料・リフティングチャージ手数料
金融機関による
※2018年6月時点

【例】

日本円を3万米ドルに両替する場合の手数料

外貨両替の場合(最高額):(3万米ドル × 10銭(0.1円)) + 1,500円 + リフティングチャージ料

外貨両替の場合(最低額):(3万米ドル × 10銭(0.1円)) + 1,500円 = 4,500円

現受けの場合(最高額):(500円 × 3) + 1,500円 + リフティングチャージ料

現受けの場合(最低額):(500円 × 3) + 1,500円 = 3,000円

マネックス証券

マネックス証券の「FX PLUS」・「マネックスFX」での外貨両替や現受けの主なサービス内容は下記のようになります。

外貨両替
両替可能通貨
米ドル・ユーロ・日本円
出金手数料
2,000円
両替手数料
1通貨につき20銭(0.2円)
送金手数料・リフティングチャージ手数料
金融機関による
現受け
両替可能通貨
米ドル・ユーロ・日本円
出金手数料
2,000円
現受け手数料
手数料一覧
デリバリー数量 デリバリー手数料
1,000~9,000通貨の場合 2,000円/1,000通貨
10,000通貨以上の場合 200円/1,000通貨
送金手数料・リフティングチャージ手数料
金融機関による
※2018年6月時点

【例】

日本円を3万米ドルに両替する場合の手数料

外貨両替の場合:(3万米ドル × 20銭(0.2円)) + 2,000円 + 送金手数料・リフティングチャージ料

現受けの場合:(3万米ドル × 20銭(0.2円)) + (200円 × 30) + 送金手数料・リフティングチャージ料

上田ハーロー FX

上田ハーロー FXの「上田ハーロー FX」での現受けの主な内容は下記のようになります。

外貨両替
サービスなし
現受け
両替可能通貨
米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル・NZドル・スイスフラン・カナダドル・シンガポールドル・香港ドル
出金手数料
無料
現受け手数料
1通貨につき10銭(0.1円)
送金手数料・リフティングチャージ手数料
手数料一覧
受取先の金融機関 送金手数料 リフティングチャージ料
三菱東京UFJ銀行・本店 無料
三菱東京UFJ銀行・支店 1,500円 無料
三井住友銀行・日本橋支店 無料
三菱東京UFJ銀行・その他支店 1,000円 無料
その他の金融機関 3,000円 金融機関による
※2018年6月時点

【例】

現受け(最高額):(3万米ドル × 10銭(0.1円)) + 3,000円 + リフティングチャージ料

現受け(最低額):(3万米ドル × 10銭(0.1円)) = 3,000円

YJFX!(ワイジェイFX)

YJFX!の「外貨ex」での現受けの主なサービス内容は下記のようになります。

外貨両替
サービスなし
現受け
両替可能通貨
日本円・米ドル・ユーロ・豪ドル・NZドル・英ポンド・スイスフラン・カナダドル・香港ドル
出金手数料
1,500円
現受け手数料
無料
送金手数料・リフティングチャージ手数料
金融機関による
※2018年6月時点

【例】

日本円を3万米ドルに両替する場合の手数料

現受けの場合:1,500円 + リフティングチャージ料

マネースクウェア

マネースクウェアの「M2JFX」での外貨両替の主なサービス内容は下記のようになります。

外貨両替
両替可能通貨
米ドル・ユーロ・日本円・英ポンド・豪ドル・NZドル・加ドル
出金手数料
50万通貨単位ごとに6,000円
両替手数料
手数料一覧
1万通貨単位以上の場合 1通貨あたり3銭(0.03円)
1万通貨単位未満の場合 1通貨あたり5銭(0.05円)
送金手数料・リフティングチャージ手数料
金融機関による
現受け
サービスなし
※2018年6月時点

【例】

日本円を3万米ドルに両替する場合の手数料

外貨両替の場合:(3万米ドル × 3銭(0.03円)) + 6,000円 + 送金手数料・リフティングチャージ料

SBI証券

SBI証券の「FXダイレクトプラス」での外貨両替の主なサービス内容は下記のようになります。

外貨両替
両替可能通貨
米ドル・日本円
出金手数料
無料
両替手数料
1通貨につき0.5銭(0.005円)
送金手数料・リフティングチャージ手数料
無料
現受け
サービスなし
※2018年6月時点

【例】

日本円を3万米ドルに両替する場合の手数料

外貨両替の場合:(3万米ドル × 0.5銭(0.005円)) = 150円

外貨両替を行った際の税金

外貨両替を行った際には、税金計算が少々ややこしくなるケースがあります。

この項目では、外貨両替を行った後の税金計算についてご説明致します。

実際の税金計算の流れ

通常、円貨をドルに交換し、その後ユーロに交換した場合などには、ドルからユーロへ交換した際に発生した「為替差損益」を算出し、所得の計算に反映しなくてはなりません。

例えば、
「米ドルへの交換時のレートが1ドル100円」、
「ユーロへの交換時のレートが1ユーロ130円」
の際に、「100万円」を「米ドル」に両替し、更に米ドルを「8千ユーロ」に両替した際の為替差損益は下記のようになります。

【例】

為替差損益:(8千ユーロ×130円) – (1万ドル×100円) = 40,000円

この場合、為替差損益は「40,000円」となります。

まとめ

FXで外貨両替を行いますと、必要な手数料を節約できるケースが多くあります。

各FX会社によって、両替可能通貨や手数料などが異なりますので、手続きの前に一度ご確認ください。

FX会社によっては現受けなども利用できますので、状況によって使い分けると効果的です。

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